去る3月16日、JRグループでダイヤ改正が行われました。同時に旅客営業規則などにも改定があり、見かけることがなくなる表示や規定もありました。今回は、そのような切符の印刷を見ていきたいと思います。
北陸新幹線敦賀延伸に伴う、サンダーバード・しらさぎ号の運転区間短縮
これが今回のダイヤ改正の一番の目玉なのではないでしょうか?
北陸新幹線延伸区間の並行在来線である、金沢・敦賀間が三セク化されるため、JRの特急列車が運行しなくなります。
同時に、サンダーバード号、しらさぎ号は全席指定となり、自由席特急券では乗車できなくなりました。
金沢駅での特急乗換の終了
かなりマイナーな話題ですが、元々サンダーバード/しらさぎ号と能登かがり火(と花嫁のれん)号の間は、改札を出ないで金沢駅で乗り換えた場合に通しの特急料金で計算されていました。今回のダイヤ改正に伴い、この規定も廃止されることになります。
e5489で発行したものです。1枚の料金のみ(座席指定なし)の特急券と、指定券2枚で発行されました。
指定席券売機で購入したものです。2列車分の情報が1枚の切符に乗っています。
特急を通しの料金で計算する規定自体はまだ旭川駅、宇多津駅などに残っており、それらに関しても、発券方法により切符の印刷の違いが見られるものと思われます。
コメント