常備券蒐集~はじめに~

常備券は、実は私が切符蒐集の趣味を始めたきっかけでもあります。しかし、特にJR各社では次第に発売駅は減少し、もはや風前の灯火になっています。(注:JR九州では新設される駅もあります)

そんな常備券を少しでも集めたい!しかし常備券発売駅は到達難易度が非常に高いことが多いです。本研究では、時刻表を片手に常備券蒐集ルートを研究してみたいと思います

そもそも常備券とは?

現在、機械印字が主流となっていますが、昔は向上などであらかじめ区間や金額が印刷された切符に日付のみ入れて発売していました。硬券がその代表例ですが、JRでは、記念用の一部のものを除き、全廃されてしまいました。

現存するのは上質紙に印刷された軟券と呼ばれるものです。

JR中央線の信濃境駅の常備券の例です。平成22年のものです。現在JR東日本では常備券がほぼ全て廃止されているため、「切符見本」のマークは割愛しています。

こちらはJR北海道の常備券の例です。当時の江差線湯ノ岱駅のものです。江差線自体が廃止されてしまいました。

このように、常備券の様式はJR各社により様々です。本企画では、そんな常備券蒐集に少しは役立つであろう情報を発信していきたいと思います。

本企画のルール

本企画では、常備券蒐集という性格上

・窓口の営業時間内に到達する

・現地に5分以上滞在する

・近くの比較的大きな駅から出発し、購入後に(別の、あるいは出発箇所と同一の)大きな駅に離脱する

ことを目標にします。また、全てタクシーやレンタカーで行ってはJRの利益になりませんので、

・可能な限りJRを利用する

・バスなど公共交通機関を利用することも可とする

ことにします。

また、これらの記事に記載してあるのは、記事執筆時点の営業時間、時刻表情報に基づきますので、実践される際はご自身で時刻を調べ、飽くまで自己責任でお願いいたします。

JR北海道の常備券蒐集ルート

函館本線:ニセコ駅・蘭越駅

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